春太郎ブログ

お金の“知らない”で損をしない

分からないものにはお金を使うな!〜闇金ウシジマくん フリーターくん編から学ぶ〜

フリーターくん編の宇津井優一の母親から学ぶ人間の愚かさ

漫画「闇金ウシジマくん」は、自制心を養うために有効なツールである。

 

harutaro.hatenablog.jp

漫画「闇金ウシジマくん」はいくつかの短編が連なりストーリー展開していくが、その中でも今回はフリーター編について、書きたいと思う。フリーターくん編は、非常に学ぶべき点の多いストーリーである。

 

闇金ウシジマくん(7) (ビッグコミックス)

 

フリーターくん編の話の主人公的な存在は、35歳フリーターの宇津井優一なのだが、今回はその母親である宇津井美津子に焦点を当てたいと思う。

 

美津子は夫が早期退職した不安、息子がフリーターで頼りにならないという二重の不安から、自分でなんとかお金を稼がなくてはという強い気持ちから証券会社にそそのかされて「株の信用取引」に手を出してしまう。

 

「株の信用取引」。株の知識があれば、ど素人が手を出してはいけない領域なのは常識だろう。

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見栄を張っても何も残らない!〜闇金ウシジマくん ギャル汚編から学ぶ〜

「見栄を張る」という行為も「人間の愚かさ」

人間は愚かであるということは以前下記の記事に書いた通りであるが、

 

harutaro.hatenablog.jp

 その愚かさの一つに挙げられるのが

「見栄を張ること」

である。

 

私の自制心を養うためのバイブル的存在なのが、上記記事でも紹介した漫画「闇金ウシジマくん」であるが、

この「見栄を張ること」の愚かさについてもしっかり言及してくれている。

 

闇金ウシジマくん(4) (ビッグコミックス)

 

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人間は愚かである。「闇金ウシジマくん」を活用して自制心を養う。

「闇金ウシジマくん」という漫画

闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)

 今日は「闇金ウシジマくん」について書きたいと思う。

 「闇金ウシジマくん」とは、もうご存知の方も多いと思うが、2014年から「ビッグコミックスピリッツ」で不定期連載が開始された真鍋昌平氏による漫画である。2010年10月から山田孝之氏 主演でテレビドラマ化され、2012年に映画も上映された。

 

この漫画の良いところは闇金を軸として、人間の愚かさをエグいほどに露呈させ、「こんな風にならないようにしないとな」と強烈に思わせてくれるところにある。

人間は愚かである。

 

人間は愚かだ。

 

どんなにお金持ちであれ、知識人であれ、人徳者であれ、人間は皆誰もが、愚かな面を持っているものである。あの有名な天才物理学者アインシュタインも女癖が悪く、ノーベル賞の賞金は慰謝料に消えていったそうだ。

アインシュタインはこんな言葉を残している。

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時は金以上なり!その無料スマホゲーム、無料じゃねーぞ

タイムイズマネー!時間の大事さを思い出す

 

「time is money」


「時は金なり」

 

この言葉を見るたびに、時間の大事さを思い出す。ただ、一つだけ引っかかるのは、「時間=お金」ではないということだ。時間はお金では買えない。

 

どんなに大富豪であっても時間は買えない。時間がなければお金を使うこともできない。そんなことを考えると、時間はお金以上の価値があると私は思う。

 

そんな時間は、どんなお金持ちでも、一般人でも平等に与えられる。

 

そんな限りあるかけがえのない時間を何に使うのか?その選択肢はあなたにある。

 

何をしていても時間は過ぎていく。ぼーっとしていても、アクティブに動いていても、寝ていても、起きていても時間は刻々と過ぎていく。

 

スマホゲームやってる小学生に言いたい!そのゲーム無料じゃねーぞ

 最近、電車に乗ると多くの人がスマホゲームに夢中になっている。無料のスマホゲームはたくさんあるが、本当にそれは無料なのだろうか?いや、無料ではない。

 

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浪費癖をなおして倹約・節約できるようになりたい!意識的に行うべき10つの習慣

そりゃ〜誰だって浪費なんてしたくないし倹約・節約できるようになりたい!

「もう浪費なんてしたくない!倹約、節約できるようになりたい!!」

誰もが無駄遣いをしてしまって、後悔して、こんなことを思ったことがあるだろう。しかし、時間が経つとそんな思いは忘却の彼方。いろんな欲望に駆られて、また浪費してしまう。それが人間というものである。

ただし、実際に倹約や節約を着実に実行している人もいるのが事実。では、どうすれば浪費せずに倹約、節約できるのか?それはどのような精神状態で日々過ごすかにとても関係している。

何を隠そう私も昔は自分の浪費癖に日々嘆いていたうちの一人だった。しかし、どうにかこの浪費癖を治さなくてはいけないと思い、倹約家、節約家の諸先輩方に「なんで倹約、節約なんてできるのか?どうしたら浪費癖を治すことができるのか?」をヒアリングして回ったところ、倹約家、節約家の方々が取り組んでいる日々の習慣や共通点が見えてきた。そして、そんな倹約家、節約家の方々も生まれた時から倹約家、節約家なのではなく、日々の浪費の失敗から学び、様々な試行錯誤の上で浪費癖を治してきた(正確には浪費しないような精神状態をキープするために日々意識的に行動してきた)という事実が見えてきた。

倹約、節約できる人の精神状態とはどんなものなのであろうか?その精神状態を保つために彼らが意識しているポイントとは何なのだろうか?今回はそんなテーマで書いていきたいと思う。

 

そもそも浪費癖の要因とは?

そもそも浪費癖のある人はどのような精神状態などが要因となって、浪費を繰り返してしまうのだろうか?倹約や節約をしっかりできている人に話を聞くと、自分の浪費の要因を各々しっかり把握していたりする。そんな彼らへのヒアリングの結果、浪費癖のある人は主に下記のような要因により浪費を繰り返してしまっていることが見えてきた。

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ホセ・ムヒカの演説から考えるお金(消費)の呪縛から解放される大切さ

ホセ・ムヒカの「Rio+20 地球サミット2012」での演説を聞いて

先日たまたまウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカの演説の映像を観て、改めてお金(消費)の呪縛から解放されることの大事さを感じた。

 

まずは、ホセ・ムヒカのこの演説を観たことがない人は、ぜひ観てみることをおすすめする。

 

この演説は、2012年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連の「Rio+20 地球サミット2012」での演説である。このサミットのテーマは「持続可能な発展と貧困解消の文脈におけるグリーンエコノミー」「持続可能な発展のための制度枠組み」である。彼は、この演説で今の消費社会の上に成り立つ発展に対して警鐘を鳴らしている。無限の消費と発展を求め、働いてはお金を使い消費し、働いてはお金を使い消費し、人生をすり減らしていくことに対して、その先にあるのは幸せな世の中ではなく、破滅だと主張している。

 


世界でいちばん貧しいムヒカ大統領によるリオ会議(Rio+20)スピーチ

 

行き過ぎた消費社会が人々を麻痺させる

我々はいつのまにか消費社会に飲み込まれ、競争社会に翻弄されて、多くの時間を消費と労働のサイクルに使ってきた。

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お金に対する考え方を変えろ!自分の人生を真剣に考えてみろ!

日本人は「お金」に対する考え方を変えるべき!

日本人はなぜかお金の話題をタブー視する傾向にある。お金の話を「下品」だとか「みっともない」とかいって積極的にしたがらない。そんなこともあって、学校でもなかなかお金に関する知識を教えてくれないし、親だってお金の話を子供にはしない。

 

いやしないのではない。むしろ、親だって先生だってお金についてよく分かっていないというのが本音なのだろう。だって、親だって先生にしたって誰にも教わってこなかったのだから。

 

みんな、お金の大事さを知っていながら、いざという時が来るまでお金の話題をしてこないし、「お金の知識ってなんか難しそう」という感じで、お金の知識を身につけようなんてちっとも思っていない。お金の知識は、日常生活を送る上でとても重要なのことなのに、なんとも不思議な感じだ。

 

このまま、みんなお金の話題をタブー視していて良いのだろうか?いやよくない。これからの日本人はお金の知識がないと、この先ちゃんと生き延びていけるかわからない。

給与水準は昔に比べ下がり、消費税も上がる一方。健康保険の負担割合も増え、銀行預金の金利なんて限りなくゼロに近い。年金受給開始年齢も引き上げられ、確実に年金受給額は昔に比べ減る。

 

これからは自己防衛の時代だ。各々がお金の知識を身につけて自分を守っていけるようにならないと生きていけないかもしれない。

 

お金の話題をタブー視している余裕なんて、全くないのだ。日本人はお金に関する考え方を変えるべきだ。

 

尊敬する先輩Aさんの話。「お金と向き合う」ということとは?

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