春太郎ブログ

お金の“知らない”で損をしない

高額療養費制度ってみんな知ってんの?これあれば医療保険いらん。

高額療養費制度で、医療費どんなにかかっても月2.5万円!?

社会人になってから、親含め周りから、「保険に入ったほうが良い」的な雰囲気の話をよく聞いていたので、20代が終わろうとする頃から少し焦り始め、やっと重い腰を上げて、生命保険やら、医療保険やらについて調べ始めた。

 
すると、意外にもあっさり、そこまで焦る必要がないということが分かったのだ。なぜなら、「高額療養費制度」という公的保障制度の存在を知ったからだ。
 
「高額療養費制度」というのは、簡単に言うと、月収によって月の医療費の自己負担上限額は決まっていて、その金額を超えた分は、加入している健康保険組合が払ってくれるという制度。例えば、ある月の医療費が100万円かかってしまったとしても、月収30万円の人であれば、8万7430円を超えた分は、健康保険が負担してくれるのだ。
 
※ちなみに、健康保険がきかない入院中の食費や差額ベッド代、先進医療にかかる費用などは高額療養費の支給対象外
 
さらに、加入している健康保険組合によっては付加給付として、さらに負担してくれるため、月の自己負担額の上限が2万5000円になるケースもある!(詳細は自分の加入している健康保険組合のホームページをチェックしてみよう)
 
えっ、こんなこと全く知らなかった。これって学校とかでは教えてくれるんでしたっけ?めちゃくちゃ重要なことしゃないですかっ!!公的保障制度、めちゃくちゃ充実してるじゃないか〜早く教えてくれ〜というか、みんな知ってるのかな?と当時思ったのを覚えている。
 

ってことは医療保険って必要?

さて、そうなってくると、医療保険は必要なのか?という話になる。
 
保険とは「毎月コツコツと少ない保険料を支払うことで、大きな出費を伴う不測の事態に備える」というものです。しかし、高額療養費制度の存在によって、医療保険は「毎月コツコツと少ない保険料を支払うことで、ちょっとした出費を伴う不測の事態に備える」ものとなり、貯金があれば、医療保険なんていらん!というのが個人的な見解。
 
そもそも保険は絶対に損するようにできている。こんなの考えれば当たり前のことで、保険の営業マンの給料はどこから出てるんですかって話ですよ。だから払った分だけ戻って来るはずがない。
 
実際に、保険会社の知り合いに聞いたところ、生命保険や医療保険料に生涯で支払う金額を支払い世帯で割ると1世帯あたりの平均額は約1,200万円で、支給されている平均額は190万円程度らしいです。1000万円ほどのお金が保険会社さんの収益になるという話。。。なるほどね。
 

医療保険料払うよりも、貯金!!

ということで、わたしは医療保険を払っているつもりで、その分貯金するというスタンスをとっている。
 
貯金は、いざっていうときに他の用途にも使えるからよいよ〜
 
それにしても、このような公的な保障制度をもっと知るための、知らせるための機会がもっとあったほうが良いよね。知らないと損する!それは嫌だ!!
 
 
お金は大事だよ
春太郎
 
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