高額療養費制度で、医療費どんなにかかっても月2.5万円!?
社会人になってから、親含め周りから、「保険に入ったほうが良い」的な雰囲気の話をよく聞いていたので、20代が終わろうとする頃から少し焦り始め、やっと重い腰を上げて、生命保険やら、医療保険やらについて調べ始めた。
すると、意外にもあっさり、そこまで焦る必要がないということが分かったのだ。なぜなら、「高額療養費制度」という公的保障制度の存在を知ったからだ。
「高額療養費制度」というのは、簡単に言うと、月収によって月の医療費の自己負担上限額は決まっていて、その金額を超えた分は、加入している健康保険組合が払ってくれるという制度。例えば、ある月の医療費が100万円かかってしまったとしても、月収30万円の人であれば、8万7430円を超えた分は、健康保険が負担してくれるのだ。