若者世代の投票率が1%下がると、若者1人あたり13.5万円の損!?
今年の夏の参議院議員選挙が近づいてきているが、今回の選挙も若い世代の投票率は低いままで終わってしまうのだろうか。。。
下図の年代別投票率の推移を見てみると、若い世代の投票率は下がる一方である。若い人が選挙に行かないというだけで、若い世代はお金で損し続けていることは、みんな知ってるのだろうか?
2013年、「若者世代の投票率が1%下がると若者1人あたり13.5万円損をする」という研究結果を東北大学大学院経済学研究科の吉田浩研究室が発表したが、要するにメカニズムは簡単で、「投票率が高い高齢者向けの保障を手厚くすれば、政治家は当選しやすくなる。だから、投票率が低く、よく分かっていない若者の保障は疎かにして、その分高齢者の保障を手厚くする」という話だ。
「若年世代は 1%の投票棄権でおよそ 13 万 5 千円の損!?」
-年齢別投票率の違いが世代間の格差を拡大している可能性-
-年齢別投票率の違いが世代間の格差を拡大している可能性-
東北大学大学院経済学研究科の吉田浩研究室
政治のことが分からない?甘ったれたことを言ってる場合ではない!行動あるのみ!
若い世代は投票に行かない理由として、下記のようなものを挙げるが、そもそも政治を分かってるか分かってないか、政治家が信用できるか以前に行かないだけで、若い世代は政治家から軽視され、損させられていることを知るべきだ。そして、他のことで忙しいとか、実感が湧かないとか悠長なことを言ってる暇はない。
<若い世代が投票に行かない主な理由>
- 政治に実感が湧かない。
- 政治のことがよく分からない。
- 自分1人が、投票に行っても何も変わらない。
- 政治家が信用できない。誰も期待できない。
- 忙しい、他にやることがある。
最近は、ネットの拡散の力が強くなり、若い世代の声がメディアで大々的に取り上げられ、政治家の政策に影響し始めているが、本当に若い世代を意識した政策を政治家に行わせるためには、選挙のタイミングで公約に掲げさせることが一番だ。そのためにも、若い世代は選挙に行って、存在感を票の数で示さなくてはいけない。
超高齢化社会。投票率は高齢者超えを目指す!
しかも、ご存知の方は多いと思うが、日本は超高齢者化社会だ。下記リンクの記事から明らかなように、若い世代の投票率が今の高齢者と同じ水準まで上がっても、高齢者の方が票の母数が多いのだ。本気で若い世代が損をしないためには、投票率を高齢者世代よりも上げなくてはいけない。
このまま若者世代が投票に行かないと、普通生活だって夢のまた夢
正直言って、このままいくと本当に若い世代が高齢者になった時には、年金なんて、それまでの高齢者に使い果たしてしまってもらえないかもしれない。もしくは、高齢者になるまでに、社会保険料や税金をたくさん取られて、マイホームやマイカーなんて夢のまた夢。そして、普通の生活すら夢のまた夢になる可能性だってある。
そして、そんな状況になれば、子供の教育費なんか払えるわけはなく、さらに少子化は進み、年金をもらうなんて夢のまた夢と消える。
若い世代は、とにかく投票に行くべきだ!今年夏の参議院議員選挙から選挙権年齢が引き下げられ、18歳〜になる。
なんの理由があったとしても、若い世代が投票に行かない限り、若い世代が損をし続けることは確実だ。期日前投票でも、不在者投票でも、何なら仕事を休んででも、這いつくばってでも、何が何でも投票に行った方が良い!!
若い世代のお金の不安を少しでも減らし、明るい未来を描くためには、若い世代が投票に行く、とにかく行くことが大事なのだ。
お金は大事だよ
春太郎
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