医療保険に入る人は増えるばかり
今日は、医療保険について少し書きたいと思う。先日、私が運営するサイトで、下記の通り「医療保険の必要性」についての記事を書いた。
近年、医療保険に入る人は増える一方だが、医療保険ってそもそも必要なんだっけ?というのを書いてみた。
内容としては、検証しやすい実際の医療保険をピックアップして、還元率や何回入院すると元を取ることができるか等の観点で検証するという内容なのだが、非常に興味深い話なので、このブログでも少し書きたいと思う。
医療保険を還元率で見てみる
医療保険というのは、あくまでも保険なので、儲けるためにやるものではないが、「還元率」という観点でみると、どれだけ損しやすいものなのかが分かってくる。
下記が楽天生命の「ピンポイント」という医療保険を例にした年代別の還元率になる。40代ごろまでは還元率は20%台で40超えたころから上がり始め、70代で男性は約50%、女性は約60%という感じ。
図1:医療保険の年代別還元率(楽天生命「ピンポイント」を例にして)
引用:生命保険は入るほど損?!/後田亨
まぁ、保険なんてのは保険会社の利益を考えたら、損をする人の方が多いのは分かっているのだが、還元率にしてみると思った通りけっこう低い。
医療保険は宝くじよりも還元率が低い
この医療保険の還元率の低さを実感するためにも、宝くじや競馬の還元率をここで共有しておくと宝くじの還元率は約45%、競馬は約75%だ。
上記の医療保険の還元率は40代までは20%台で、70代にならないと宝くじの還元率は超えない。これなら競馬の方が還元率で考えると割がいいので、「いざというときのために馬券を買い続けましょう」なんてことになりかねない。なんていうのは冗談だが、還元率でみるとそんなことも言えてしまう。
なかなか医療保険を還元率という観点で見たことがある人は少ないと思うので、ご参考までに。
結局医療保険には入らない方が良いの?的なお話の続きは上記のマネー部の記事で書いているので、興味がある方はぜひ読んでみて欲しい。
お金は大事だよ。
春太郎