ギャンブル依存症の35歳フリーターから学ぶ教訓
今日も私の自制心を養う強力ツール、漫画「闇金ウシジマくん」から私が学んだことを共有したいと思う。
前回の記事に続き、フリーターくん編から今回は、「ギャンブル依存症」について書いていきたいと思う。
何回読んでもこのフリーターくん編は学ぶことが多いストーリーとなっている。
前回は主人公の母親である宇津井美津子に焦点を当てて、株の信用取引の話を通じて「わからないものにお金を使うな!」という記事を書いた。
今回は主人公、宇津井優一に焦点を当てて、ギャンブル依存症について書いていきたいと思う。
宇津井優一は35歳のフリーター。実家暮らしで、人材派遣のバイトをしながら、バイト代の大半をギャンブルにつぎ込み、消費者金融からも約200万円の借金がある。ギャンブルで負けるたびに毎度のように後悔の念にかられるが、結局ギャンブルがやめられない。
宇津井優一はギャンブルで負けては毎回こんなことを心の中でつぶやく
パススロは今日で絶対止める!!
本気の本気でお仕舞いだ!
明日、朝起きて就職活動だ!!
派遣のバイトでもなんでも毎日働くぞ!!
どうでも、よくなる前に、変わらなきゃ・・・
ギャンブルをやめたいのに、なかなかやめられない
いわゆる「ギャンブル依存症」というやつだ。
日本人の約10人に1人はギャンブル依存症の可能性あり!?
「消費者金融や闇金にお金を借りてまでギャンブルしたくなる心理がわからない。」
これはギャンブルをしたことがない人の大半の意見だろう。しかし、日本は世界的に見てもギャンブル依存症の人が多いのは知っているだろうか?
下記が厚生労働省のギャンブル依存症有病率の調査結果をまとめたものだ。
日本のギャンブル依存症の有病率は
男性が8.8%。女性が1.8%。
他の国と比較しても、圧倒的に日本のギャンブル依存症の有病率が高いことが分かる。
日本人にとってギャンブル依存症とは他人事ではない。
日本人の10人に1人がギャンブル依存症の可能性があるのだ。
自分はギャンブルなんてやったことないし、ギャンブル依存症になんてなりっこないと思っている人こそ気をつけたほうが良い。
ギャンブル依存症にならないための対策
ギャンブル依存症になってしまう前に、ギャンブル依存症を未然に防ぐ方法をご紹介しよう。既にギャンブル依存症の人には効かないかもしれないが、まだの人にはこの2点をインプットしておくと今後ギャンブル依存症になるリスクは減らせるだろう。
ギャンブルは儲からないものだということを理解する
「ギャンブルは儲からないようにできている。」
当たり前のことだが、これ理解できない人がなぜかいるのだから不思議だ。
パチンコ屋を運営するにはお金がかかる。パチンコ台購入費や家賃、電気代、スタッフ代等さまざまなお金がかかるが、これらのお金をどうやって用意するのか?これも当たり前だが売上から払うのである。
つまり基本的はギャンブルの賭け金から払うのである。賭けた分以上、戻ってくる。そんなのは幻想なのである。
ギャンブル依存症になるとどんな結末が待っているのか理解する
ギャンブル依存症になる人の大半は、友達に誘われたとか何気ないちょっとしたきっかけでギャンブルを始めて、いつの間にか依存症になってしまっているケースが多い。
ギャンブルをする以上、常にギャンブル依存症になるリスクがあるということを理解し、ギャンブル依存症になってしまったらどうなってしまうのかを理解しておく必要がある。
漫画「闇金ウシジマくん」7巻から始まるフリーターくん編は、そんな「ギャンブル依存症」になるとどうなるかというのをリアルに描きつづっているため、興味がある人は是非読んでみてほしい。
お金は大事だよ
春太郎